女子フィギュアスケート

ショートプログラムを見て、薄々予想はしていたが、
キム・ユナ圧勝。
浅田真央、完敗です。
20点も開けられてしまったら、もうキム・ユナを称えるしかないでしょう。


そういう意味で、
表彰台での浅田真央の落ち込んだ表情を見ていて、全然ダメだなぁと感じた。
フィギュアスケートは演技の競技なんだから、心では悔しくてもちゃんと笑顔でキム・ユナを称えないと。
正直。器が小さく見えてしまった。
対してキム・ユナは既に格の違うところに行ってしまった感じがある。
カナダのメディアが「フィギュア・クイーン」と持ち上げるのもわかる。
(もちろんカナダ人がコーチだから贔屓目があるのもわかるんだけど)
このままだと、もう勝てないんじゃないか、と思ってみたり。


そんな話はさておき、今日は隠れた見どころがあった。
最終演技者の長洲未来
確か純粋に日本人なんだけど、アメリカ国籍を取得してアメリカ代表として出場している。
はじめ活字で見たときに「ちょうしゅうみき」と読んでしまい、
長州力に引っ掛けた冗談かと本気で思ってしまい、印象に残っていたのだが(失礼)、
彼女がすごかった。


キム・ユナ、浅田真央、ロチェットの上位三人が終わって、
テレビの実況も「これでカナダ、銅メダルをゲットです!」(まだ決まってないのに。。。)みたいなことを叫び、
(ロチェットに向かって)場内大歓声が沸き起こる中、
颯爽と演技開始。
異様な雰囲気の中、ノーミスかつ終始笑顔で滑り終え、
最終的に安藤美姫を抜いて4位まで順位を上げた。
今季のパーソナルベストだとか言ってた気がする。


あの状況の中、平静を保って演技をするなんて、並大抵の精神力じゃない。
アメリカ代表だが、同じ日本人として誇りに思った。
逆に、それを見てから表彰式を見たので、余計浅田真央の態度が気になった、というのもある。


エキシビジョンにも出てくるはずなので、何を見せてくれるのか期待している。
オープニングはパワーホールだったり、、、、しないしない(失礼)。