天塩川1日目

名寄出艇!

大ちゃんは一足先に札幌へ向かう。
俺は例によってだらだらと出艇準備。
バイクは橋の下に放置して10:00出艇。
多少濁りが強いけれど、雰囲気はある川だな、というのが第一印象。
名寄川が合流して以降、しばらくの区間はちょっと臭気もあったのだけれど、いつの間にかそれも消えていた。
進めば進むほど川がきれいになっていく印象を受ける。
名寄以降、大きな町がないからだろうか。
それにしても、周りに何もないし、誰もいない。
いるのは鳥さんたちばかり。
だいたいカモの類(だと思う)。
面白かったのは、彼らが水面をダッシュしていく風景。
たぶんこのフネを警戒して逃げているのだと思うのだが、飛ばずに水面をダッシュするのだ。しかも100mくらい。
それを十数羽一斉にやるのだから、見てる方は面白くてしょうがない。
しかも、ときどき水面に足を取られて着水してしまうオトボケ君もいるからこれまた面白い。チャレンジはしたのだが、この日は写真に撮れず。


テクニカルな話をすると、天塩川の最大の特徴は「テッシ」。
「テッシ」とは川幅全面に広がる50cmくらいの落ち込みのこと。
今でこそ浸食が進んで、ポイントポイントでしかちゃんとしたテッシは見られないが、昔はあちこちにあったようで、これが「天塩」の語源だとか。
そのテッシがまたなかなか大変。
艇上から見ると、川幅全面がすっぱり切れているように見える(堰堤のような感じ)のだけれど、一直線ではないし、なんだろうと思っていると、近づいてきてやっと落ち込みであることがわかる。
全面同じように落ち込んでいて、しかも浅いのでセーフティルートを探すのが大変。
めちゃめちゃぎりぎりという深度で切り抜けて、振り返ってじっくり確認してもどこがセーフティなのかよくわからない。それくらいどこの浅さも変わらないという感じ。
特にこの日は水量が少なめだったということもあって、テッシはかなり面倒になってたみたい。
とは言え、慣れてくれば普通に見切れるようになったけど。
他であまり見かけない地形だけに、慣れるまでが大変だった。
でも、総じて言えば、落ち込みは落ち込みなので楽しい♪


この日は美深のキャンプ場まで。美深のキャンプ場の端のカヌーポートでテントを張る。
キャンプサイトまではやたら遠いので、川の横にテント。
この日の夕飯は麻婆茄子。
夜、ほぼまん丸(実際には翌日が満月)の月が天塩川の川面を照らす。
その美しさにちょっと感動。